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第一印象が肝心!入社直後の基本マナー

第一印象が肝心!入社直後の基本マナー

いよいよ、新しい職場での仕事がスタートします。そんなとき、仕事の内容とともに気になってくるのが人間関係。マナーを守った行動をとることは、お互いの存在を認め合い、相手に対する敬意の気持ちを表現することへとつながっていきます。もちろん、ビジネスマナーは、「仕事をスムーズに進める」という目的に対し、たいへん役に立つものです。

出社時間

職場へは、とくに取り決めがなければ始業の15分前までに到着し、10分前までには仕事に取り掛かれるよう着席しておきましょう。転職してすぐの頃は、教育担当として先輩社員や上司がついてくれることも多いので、以後の出社時間については指示を仰ぐようにしましょう。

なお、交通機関の多少の遅れは考慮に入れて通勤時間に余裕を持つことは大前提ですが、交通トラブルで電車やバスが大幅に遅れるときなどは、始業10分前までに上司に直接電話連絡を入れましょう。車内で携帯電話が使えないとき、上司が不在の場合などはメールや伝言となりますが、電話がかけられる状況が整い次第、再度上司に連絡を入れるようにしましょう。なお、出社したら上司へのお詫びと事情説明をお忘れなく。

挨拶と自己紹介

新しい職場は、知らない人だらけです。早く職場になじみ、スムーズに仕事ができるようになるためには、職場の方々と気軽に話せる関係づくりが大切です。そのためにも、挨拶や自己紹介は積極的に行いましょう。ランチなどに誘われたら、快く応じてコミュニケーションを深めるのも大切なことです。

< 社内での挨拶 >
廊下やエレベーターなどで社内の人に出会ったら、他部署の人でもこちらから積極的に挨拶をしましょう。朝は「おはようございます」、それ以外は「お疲れ様です」と声をかけるとよいでしょう。外出のときには、「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」、「行ってきます」「ただいま帰りました」などを使い分けましょう。こちらから声をかけることは自己アピールにもつながり、社内の人脈づくりのきっかけとなることも多々あります。なお、「ご苦労様です」は目上の方に対しては失礼にあたるので、「お疲れ様です」を使いましょう。
< 自己紹介 >
転職当初は自己紹介の機会が多くなりますが、自己紹介の第1目的は「自分の顔と名前を覚えてもらうこと」です。内容は名前、仕事の経歴、入社後の抱負などを簡潔に述べて、「よろしくご指導ください」という挨拶で締めくくれば充分です。趣味・特技の話を入れるときには、誰が聞いてもわかりやすいものを選びましょう。
< 退社時の挨拶 >
しばらくの間は、仕事も少しずつ与えられるので比較的時間に余裕があるでしょう。退社時間となっても、先輩や上司が忙しそうにしていると、帰りにくいと感じるかもしれません。そんなときには、一言「手伝える仕事がないか」声をかけてみましょう。とくに仕事がなければ、「お先に失礼します」と挨拶をして退社しても構いません。先に帰るのが気まずい、忙しそうで声をかけにくい、といった雰囲気があっても、黙って帰るのは厳禁です。

敬語のつかい方

敬語については、次のような尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けを普段から心がけるようにしましょう。

  • 尊敬語・取引先、顧客、上司、先輩社員など
  • 謙譲語・自分、自社社員(社外の人に自社の社員のことを言うとき)など
  • 丁寧語・同僚など

< 参考 >

尊敬語(相手を敬う言葉遣い)謙譲語(へりくだる言葉遣い)
言うおっしゃる申し上げます
見るお聞きになる/耳にされるうかがいます/承ります
来る・行くおいでになる/いらっしゃる・お見えになる参ります/うかがいます
するなさるいたします/させていただきます
できない-いたしかねます/ご容赦いただいております
思う思われる/お考えになる存じます
知っているご存じでいらっしゃる存じております/存じ上げております
知らないご存じないわかりかねます/存じ上げません
買うお買い上げになる/お求めになるお買い上げいただきます/お求めいただきます
売る-取り扱っております/販売いたしております
待たせるお待ちいただくお待たせいたします
待っている-お待ち申し上げております

*1 役職は「敬称」です。社外の人に上司のことを話すときは「○○部長が」ではなく、「部長の○○が」と言いましょう。

*2 社外の人に挨拶をするときには、「いつもお世話になっております」という表現を使いましょう。「お世話様です」は相手を低く見ている表現となるので、使わないようにしましょう。

その他

転職すると、どうしても前の会社とのさまざまな違いを感じることになります。会議の進め方、書類の書き方や手続き、上司を「さん」づけで呼ぶかどうか、歓迎会などインフォーマルなイベントの進め方や雰囲気など、新鮮に感じることもあれば、明らかに前の会社でのやり方が合理的だと感じることもあるかもしれません。しかし、転職当初はまず仕事や職場の雰囲気に慣れ、1日も早く戦力となることが先決です。まずはその習慣を受け入れて、やってみるという努力をしましょう。しばらくして職場に慣れた頃、改善した方がよいと思われる点があれば周りの人に話してみてもよいかもしれません。

ときには「こんなときはどうしたらいいのか?」と戸惑うこともあるかもしれません。たとえマナーの形式がわからなくても、相手に対する敬意の気持ちが表現できていればきっと誠意は伝わるはずです。また、周りの人に相談してみるのもよい方法です。

1日も早く新しい職場の人たちとなじみ、気持ちよく仕事ができるよう、マナーを役立ててください。

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